2018.03.23 音楽朗読劇 『ジキル VS ハイド 』
3月23日は、音楽朗読劇 『ジキルVSハイド』を鑑賞してきました。今回も落選だった為、チケットをお譲りいただきました。(三列目でびっくり....ありがとうございました( ´;_;`)今回のお話は話が重く、考えることがたくさんあり、どちらかといえば脚本に対する感想なので、それでもよければどうぞ。
2018.3.23 19:00公演 TOKYO FMホール
ジキル(表人格)/ハイド(裏人格) 石川界人
アタソン(ジキルの友人の弁護士) 西山宏太朗
マリー(ジキルのお家のメイド) 茜屋日海夏
主な主軸の話は、“ジキルとハイド”らしいのですが、私は未読の為、二重人格者のお話ですかね、了解くらいのノリで挑みました(アホがわかる)席は客席からみて左から、マリー、ジキハイ、アタソンの順で、アタソンとはほぼ逆の位置だったのですが、開演してすぐ奇跡が起きまして、それでもうお腹いっぱいでした(アタソンが左側の通路から歩いてステージに向かうという演出で)(LLLぶりに西山くんの肌荒れ見えました)(ビタミンと睡眠とってね....という気持ち)歩いてくる顔の表情とか歩き方とかもうアタソン入ってて、一気に世界観に入り込めました。英国紳士役がぴったり。立ち位置は逆だった訳ですが、西山くんは正面だったり、界人くん方面を見て演技をしていたので結果オーライでした。改めまして譲ってくださった方へ大感謝🙇♀️
話の流れで面白かったなぁと思ったところ
- いつでもどこでも、ハイド氏と縁を切ることができる、と最初の頃にジキル氏が発言していること(まだジキル氏は、普通の人間に戻ると思っている)
- アタソンは、正に英国紳士ってかんじぽいけど、ハイドに接するときは、アタソンの悪の部分が少し見えるところ。(お前の悪事をロンドン中に広めてやろうか!→100ポンド請求とか、ハイドに君って呼ばれてめっちゃ怒ってる所とか。笑)
個人的にハッとなったところ
- 馬鹿な!彼が君に言うわけない!君は嘘つきなんだな、よく覚えておくよ、とハイドが言ったときのアタソンの反応。
そうか、そうなるのか、っておもった。アタソンにそんな気はなくても、受け取り方がそう思えば、ハイドからみたらアタソンは嘘つき、っていう存在になる(ここでも個人的にアタソンの自分がわかっていない悪が出てるなと感じました)(あといきなり、馬鹿な!って大きな声が出たのでマジびっくりして身体跳ねた)
好きなところと印象深いところ
- マリーとジキルさんの純愛
- ハイドとマリーのシーンで、ハイドはジキルに嫉妬してる(ハイドもマリーが好きなんだなと感じる)
- 彼は君のことが好きなのだ。付き合ってみたら、きっといい友達になれるとジキル氏がいうところ。(いつかハイドに取り込まれても、自分でなくても、ジキル氏はマリーと一緒にいたかったのかなっておもう)
- でもマリーは断る。(ハイド無念!)(ハイドは無念だけど、ジキル氏は嬉しいという気持ちもあったとおもう)(ハイド氏の人格を羨むジキル氏はきっと嬉しいはず)
- ジキル、ハイド、マリーの3人で会話するところ。
- 目を逸らすなよ、アタソン!(ハイドがアタソン呼びをするところがちょっと萌える。第一人格と第二人格が融合しているかんじがして好き)
- ジキルが、解毒剤という不適切な名前で呼ぶといっているところ。かわいそう。否定されてる。
- 身体の半分がハイドのままなんだ(めっちゃこわい)(朗読劇でよかった)
以上です。
石川界人大勝利!!!
って感じた公演でした。(相変わらずの語彙力)いやー改めて石川界人くんは上手だな、と。聞いていたときは私の処理スピードが遅いので追っていくだけで精一杯だったけど、台本読み直したりしてるとその時の界人くんの声や表情思い出すし、すんなりストンと入ってくる。ジキルとハイドが交互に表に出てくるとか本当に上手でした。めっちゃ精神負担たかそうだなと思うくらいには。茜屋さんも茜屋さんのマリーも可愛かったし、ジキマリは直接的なことはしてないのにエロいし、ハイマリはマリー逃げてーって危機感感じるくらいハイド怖いし危ない奴でした。そこでアタソン氏がうまく中和されて、とても西山宏太朗でした。西山くんは、語り手にぴったりだとおもいます。とてもしっくりきた。話の内容は重かったけど、素直に言ってよかったな、とおもいます。ちなみに、1番好きなシーンは、目を逸らすよ、アタソン!です。
これこんなんでいいのかなぁ、もっと伝えられる言葉とか表現ある気がする;;;自分自身がこのブログを読み直した時に思い出せたら良いなぁとおもいます。
それでは!
音楽朗読劇「ジキルVSハイド」
— 朗読で描く海外名作シリーズ『シラノ』 (@musica_reading) 2018年3月23日
4日目も無事に終了しました!
石川界人さん、西山宏太朗さん、茜屋日海夏さん。
若い三人ですが、その確かな実力で演じるパワーは圧巻でした!
終演後の三人の笑顔が、公演の成功を表していますね(^-^) pic.twitter.com/vZh8RJtgNj
このツイートで思い出しました。ジキルは五十男という設定でした。ハイドに年齢の表記はなかった気がしたのですが、ジキルが求めてたものの1つに若さがあったので、多分ハイドの方が若い。考えすぎかもだけど、声も若かったような気がしました!という報告でした!